プログラミングスクールの闇 2023年度

プログラミングスクールの闇2023年

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プログラミングスクールの闇とは、費用対効果の悪い受講になってしまう。
また就業先が、条件の悪い開発現場に行ってしまうことを言います
事前準備・知識があれば回避可能なことでもあります

目次

プログラミングスクールの闇とは

プログラミングスクールの闇とは、費用対効果の悪い受講になってしまう。
また就業先が、条件の悪い開発現場に行ってしまうことを言います

プログラミングスクールの費用対効果が悪い代表例
カリキュラムを完遂できない
高すぎる講座料金
質が伴っていない講座

就業先の条件が悪いところに行ってしまう代表例
開発の仕事ではない現場へ就業する
・SES企業での就業で、上流工程の経験ができない現場へ就業する
・2次受け、3次受けの条件(給料、労働時間)が悪い開発企業へ就業する

プログラミングスクールの費用対効果をあげるには

症状:カリキュラムを完遂できない


対策1:受講前に無料サービスでプログラミング体験をしておくこと(Progate、ドットインストールetc)
理由:事前に触れておかないとギャップが生まれやすく早々に挫折する可能性もあるため

対策2時間の確保
理由:働きながら学習する場合は、時間確保(静かなスペース)しておくのは必須です

対策3動機の確保
理由:スキルを得て中期的に高年収を得る、自分のプロダクトを作るetc

明確な目標を持つことが何百時間の学習をする支えとなるため

症状:高すぎる講座料金
対策:比較サイトなどで各スクールの料金相場を把握しておく。
プロ転職コースでも50万円以下(補助金活用も行う)が目安でしょうか

2023.10.22時点での主要スクール価格表となります(各スクールHP参照)

スクール名期間、価格言語、コース内容
テックキャンプ(給)10週間:657,800円(税込)Ruby、600H
テックアカデミー(給)16週間:547,800円(税込)Java、300H
SAMURAI(給)6か月:649,000円(税込)AWSエンジニア
WINスクール(給)7か月:429,000円(税込)Javaコース、75H
CodeCamp(給)4か月:594,000円(税込)PHP、400H
テックアイエス(給)10か月:686,400円(税込)
DMMウェブキャンプ(給)4か月:910,800円(税込)Ruby、AI
RUNTEQ(給)9か月:550,000円(税込)Ruby、1,000H
ポテパンキャンプ(給)5か月:440,000円(税込)Ruby
ジーズアカデミー(給)6か月:770,000円(税込)AI
DIVE INTO CODE(給)4か月:797,800 円(税込)Ruby
tech boost(給)6か月:625,020円(税込)PHP・Ruby
KENスクール9ヶ月:546,700円(税込)Android&Javaコース
(給)は給付金制度有り

症状:質が伴っていない講座
対策各スクールのカウンセリングやHPで確認する
・レッスン講師はエンジニアを採用しているか
・教材の更新性(メンテナンス)があるか、カリキュラムの確認は細かくできるといい
(チーム開発有無、言語、環境、動画orテキスト、対面orチャット)
・卒業生事例の確認

無料スクールについて
費用という点では優れている(0円)が、就業とセットになっているケースが一般的です。
事前に就業先を確認しておくことが必要です(SES企業が大半)

就業先の条件が悪いところに行ってしまうを防ぐには

SES企業がよく話題なりますので、SES企業の基礎知識をつけます
最初の就業先からSES企業をはずすという手もあります

基礎知識
SES と IT派遣の違いを抑える
SESとIT派遣の違い
1 指揮命令系統が違う
2 立場が違う SES(SES企業の正社員)、派遣(派遣社員)

SES企業と受託開発、自社開発企業の関係図はこちらになります

IT業界の構造

SES企業は多くのIT企業(開発会社、SIer、事業会社)の下支えをしており従事者も多いモデルです
未経験者が開発職へ進む道としては一定の役割を担うのですが、盲点があります

盲点
・SES企業に就業時点で、行先が決定しないケースがある。3ヵ月研修その後に配属となる
・構造上、どうしても工程の一部を行うとなる(工程全体を学ぶのが難しい)
案件ガチャがある

気をつける点
簡単に採用がでるSES企業(面接が簡単すぎる企業:一般的なブラック企業でも同現象がある)
・待機中の給料が支払われない(通常は給料が出ます)
・大量採用企業(まずは評判検索する)
・社名が変わっている企業(過去に事故している企業の可能性も、)

ポイント
就業、転職の際は、口コミチェックを行う
OpenWork、転職会議、グーグル検索でのチェックをする
エージェント、スクールの採用相談を利用する

※プログラミングスクールの転職保証は要注意!
保証している≒提示された開発企業に行くしか選択肢がない(無料スクールに近い状態)
行先がSES企業であるケースが大半のため:入会時の違約金に注意

症状:開発の仕事ではない現場へ就業する
グレーなSESの事例となります。
現場例:家電量販店の販売員工場の検品の仕事コールセンターetc
対策:相談機関、SNSなど助けを求めましょう→速やかに退社するが解となります

症状:SES企業での就業で、上流工程の経験ができない現場へ就業する
対策:就業時点での確認が基本ですが、実務経験を積みエージェントに相談する→実務経験有の転職を目指す

症状:2次受け、3次受けの条件(給料、労働時間)が悪い開発企業へ就業する
対策:実務経験を積みエージェントに相談する。転職が有効です
Web系開発企業行きたい場合は特化スクールにいくも有効。

まとめ

ポイント

プログラミングスクールの闇とは以下2点のことになる
1、受講料のコスパが悪い
2、就業先が、条件の悪い開発現場となる(最悪、開発の仕事ではない現場へ就業する)
事前準備・知識があれば回避可能である
プログラミングスクールというよりブラックSES企業の問題である
プログラミングスクールの転職保証は要注意です

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この記事を書いた人

横山 和典。1973年生まれ。
WEB業界に長くいる知見を活用しライティングいたします。
WEBエンジニアへのサポートとなる情報を集めて参ります。

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