今回、都内でPMとしてご活躍中の こうへい さんに
スクール卒業~現在のエンジニアPMになるまでのお話しをインタビューさせて頂けましたので
記事としてまとめます。
4 パートでの構成となります
1、スクール検討時
2、グレーSler勤務時代
3、フリーランス時代
4、ホワイトIT企業時代
こうへいさんプロフィール 詳細
都内在住 30才(既婚)
経歴
就活全滅→プログラミングスクール→ブラックIT1年
→フリーランス1年→ホワイトIT5年(同企業でPM)
今回のインタビューに快く承諾頂きまして有難うございます。編集部ヨコです。本日は宜しくお願いいたします
こちらこそ、宜しくお願いします
スクール検討時の話
スクール検討時のお話を伺います。
目的はITエンジニアになることで検討されましたか
はい、ITエンジニア志望は固めていたのでプログラミングスクールを受講しました。当時は現在ほどプログラミングスクール数も無かったので、知人から評判がいいと聞いた テックキャンプ(旧テックエキスパート)で学習しました
6-7前ですとプログラミングスクールも大手数校ある位だと思いますのでスクール選びは迷うところではないですね。では、学習言語に関してはおすすめ言語などありますか(php,ruby,Java)
rubyが良いと思います。railsによってDB設計からWEBアプリを一通り作る体験ができるので、その流れを知っているのが大切かなと。正直なところ、3か月等のスクールでは
実務レベルにはならないと思うので、言語がどれか?よりも自走力・将来性などを示す方が大切かと思います。
WEBアプリを一通り作る体験が大事(ruby、php等)。メモしときます。では、スクールの就職保証についてはどのような印象でしょうか
自分がスクールに通ったのは5年以上前なので現在の感覚は分からない前提ですが、ネガティブな印象です。
というのも、スクールに通った人を全員就職させようとするとSESなどに無理やり入れるなどしないと手段がないかなと。
もしくはスクールの入り口の時点でかなり選別を厳しくするなら良いかもしれません。
全員就職させるとなると無理がありますね。スクール間の競争も激しいのでPR材料のひとつとなっていますが(汗、)。ちなみに1社目はスクール紹介経由でしょうか
はい、スクール経由の会社に行ってます(ウッ)
あるあるポイント
グレーSler勤務時代の話:1社目
晴れてエンジニアとなったわけですが、ここは勤務条件とか厳しかったのでしょうか
はい、9:00-22:00はデフォルト、残業月80h以上、スーツ出社必須、手取り20万円未満、残業代出ず(涙)、、詳しくは、私のブログ参照下さい
マジですか! きつそうです。でも、この厳しめの勤務に耐えることができた理由は何かあるんですか
半年くらいの時点で転職エージェント、フリーランスエージェントに話を聞きました。
そこで実務経験1年あればフリーランスとして仕事が取れる、ということを確認していました。1年というタイムリミットがあったので耐えられた形です。
なるほど、実務経験1年 でフリーランス可能なんですね。ここ重要です
条件厳しめのSlerに勤めている方へアドバイスなどありますでしょうか
まず何よりも心身の健康。鬱になりそうなどがあったら実家に帰って静養するなども視野に入れるべき。長い目で見たら心身を病む方がマイナスです。
次に、自分のキャリアに繋がるような開発経験を積めているか。
画面を触ってテストをしてエクセルにスクショを貼る、顧客の電話対応を受ける、などをいくらしても開発経験としては評価されないので、コードを書く経験ができているかが重要かと思います。
実体験も反映した貴重なご意見ありがとうございます
あるあるポイント
フリーランス時代の話:2社目
~休養を挟んだ後、エージェント経由の案件に取り組む
1-2年程の実務経験で、フリーランスのタスクについていけましたか
エージェントの方に自分のスキル感についてきちんと説明して入っていたので特に問題はなかったです。もちろん知らない技術、使ったことがない技術はあるのでそこの勉強は必要ですが、
正社員だから、フリーランスだから、という違いはそこまで感じませんでした。これはフル出社だったというのもあるかもしれません。
フルリモート、スキル不足だと、すぐに切られそうな気がします。
少なくとも初期の自分は無理だったかと思います。
エージェントの方に味方になってもらう大事ですね。この時点で条件も良くなりエンジニアを目指した目的に、だいぶ近づいたのでしょうか
スキルがついて手に職があることによる職業的な安定性、という意味で目的を果たした感じがあります。月給も1社目比較2.5倍となり余裕が持てるようになりました。
Wao いいですね。さらに次の展開も検討されていたのですか
はい、もともと技術に加え企画を加味したビジネスにも興味があったため、自社開発の企業に興味を持ち始めています。
個人でWEBサービスを作り運営(収益化)も行いました。このサービスは自社開発企業に転職する際に大きなアピール材料となりました
個人でWEBサービスを作れるのは技術者の強みですね。1年のフリーランスを経て自社開発企業(ホワイトIT企業)へ転職されます
あるあるポイント
ホワイトIT企業時代:3社目
最終パートとなります。このパートもサクサク聞いちゃいます!
PMにはいつなったのでしょうか
最初は1開発者として入社して、3年目にPMとなりました
PMになる条件・コツはあるんでしょうか
エンジニアとして自分が興味を持てるサービスをやっている自社開発企業に入り、ビジネスサイドの人ともしっかり関わることかと思います。ビジネスサイドとエンジニアサイドの橋渡し、翻訳をしているうちにPMになっていった感覚があります。
PMの魅力って何でしょうか
2点あります。
1点目がビジネスサイドの流れに関わりやすいことです。エンジニアをしていると言われたものを開発することに終始しがちですが、
PM側になると「何を作るか」から関われます。
2点目が自分の力以上のものが成果物として出来上がることです。自分がエンジニアをしていると出来上がるものは1人のものですが
(もちろんチームで開発はしていますが)、PMでチームを束ねて作っていくと、大きなものを皆で作り上げている感覚があります。
1つ上の視点で全体を見て関われるのが楽しいです。
元々ビジネスを考えて企画をやりたかったのもあります。
元々行いたかった、技術+企画でビジネスを行うを、会社を活用して実施されているんですね。お見事です。下世話な話ですが、給料もいいんでしょうか
同年代平均の1.8倍くらいです。残業もほぼなく、週3リモートです。
今年は育休も1年とってます。
えっ、やりがい+好待遇(マジホワイトIT企業や)。私、御社に履歴書出していいですか
それは、チョット困ります
冗談です。ご安心ください。PMって人気職種と聞きますが、魅力いっぱいなことが分かりました。最後に こうへいさんの今後の展望やスクール生向けメッセージを頂くことは出来ますでしょうか
いいですよ。最終パートで言います
あるあるポイント
スクール生向けメッセージ と 今後の展望
スクール生向けメッセージ お願いします
WEBエンジニアは、将来性は言うまでもなく一度身につけた技術も
ずっ~と活用できます。
チャレンジしがいのある技術だと思います
他職種と比較してもフィーが高いのも魅力的です。
オス、ご自身のご展望もお願いいたします
ITを活用したビジネスオーナーを目指しています。CTO的な技術の専門家より、技術をわかるビジネスサイドの人、というポジションを目指します。いままで培ってきた技術、ビジネス経験の延長線上をイメージしています。
力強いメッセージありがとうございます。まだ30才ですので何でもありだと思います。(眩しいッ)
本日は、忙しい中お時間頂戴いたしまして誠に有難うございました
こちらこそ、ありがとうございました。