以前からIT専門学校やパソコンスクールはありましたが、近年(10年程前)急速にエンジニア希望者とエンジニア採用したい企業のバランスが悪くなりそれを埋める形で民間のプログラミングスクールが生まれた。ここ10年の中でも市場は拡大しています。3フェーズに分け、これからの市場を予測していきます。
プログラミングスクール業界の沿革 第一フェーズ(2013年~)
勃興期
エンジニア希望者とエンジニア採用したい企業のバランスが悪く民間の専門スクールが生まれた。現在の大手プログラミングスクールもこの時期に登場しています。
勃興期の主なプログラミングスクール
テックキャンプ 2012年~
侍エンジニア 2013年~
DMM WEBCAMP 2014年~
TechAcademy 2012年~
コードキャンプ 2012年~
プログラミングスクール業界の沿革 第二フェーズ(2018年~2023年)
拡大期
市場の拡大により特化型スクールが台頭してきます
主なもの
・AI専門スクール
・インフラ クラウドスクール
・Web系 スマホ特化
プログラミングスクール業界の沿革 第三フェーズ(2023年8月~)
成熟期
リスキリング補助金の到来(経産省):国からのメッセージIT人材を増強します
リスキリング補助金開始(2023年8月~)コロナ需要も追い風2021年~
特化型に加え スクールの質も変化
内容:初級~中・高度化(100ー1000H)
到達レベル:就業~フリーランス
支払い形式:サブスク、後払い
プログラミングスクール業界MAP 2024年
主要プログラミングスクール17校 AIスクール3校します
4象限で作成
縦軸 価格:高い 安い
横軸 内容:カジュアル 本格 超本格
プログラミング市場のこれからの展望
求められる人材に合わせて、更に特化、強化されていくと予想します。
トレンドワード:AI、クラウド、ビッグデータ、リスキリング
ビッグデータ:エンジニアだけでなく通常のビジネスマンにも必要となる素養
→SQL、分析講座の伸長
クラウド:インフラ・クラウドエンジニアの需要増。AWS、Azure、GCP
AI:開発の主役段階に入る(Web、ロボ(人、車、工場)、GPU、従来システムからの置換
グローバル化:各技術×英語で更に収入増が見込めます
個人の学習時にリスキリング制度が活用できます(50-70%国負担)
特化スクールTOPIC
Python特化 Web特化 スマホ特化 AWS特化 セールスフォース特化 フリーランス特化
プログラミングスクール競争環境
資本のあるスクールが更に加わる(例:LINEヤフーテックアカデミーetc)
またスクールだけでなく既存IT企業の研修・育成事業が増える
学習サービスの拡張(Udemy, Progate etc) も十分想定されます
まとめ
まとめ
プログラミングスクール業界沿革は2013年頃に始まり現在は成熟期に入ってきている
今後は、更に特化対象も増えるため目的(ロードMAP)を定めて学習・転職が必要である