システム開発の種類、費用、業界規模をまとめました。業界規模や業界構造の把握は
転職の際の基本情報となります。おすすめエージェントも紹介します
システム開発の種類
システム開発の種類は3つに分けられます。
基幹システム、業務支援システム、Webシステム です
それぞれの主なシステム、費用感を記載します
基幹システム
販売管理、生産管理、人事管理、財務会計
費用相場
10~500万円以上
業務支援システム
マーケティングオートメーション、営業支援、顧客管理、セキュリティ管理
費用相場5-400万円以上
Webシステム
ECサイト、マッチングサイト、予約システム
費用相場50ー500万円以上
※ツール、ツール+カスタマイズ、フルスクラッチの3段階で価格は変動します
開発費用の内訳
開発費用の内訳、全体を100とします
内訳
要件定義(10)
プロジェクトマネジメント・設計(25)
開発(50-60)
テスト(10)
保守(5)
システム開発費用の算出方法
見積方法
・類推見積法(トップダウン)
過去の類似したシステムの見積もりを参考にして見積もりを行う方法、小規模システム向き
・工数積上げ法(ボトムアップ)
主流な方法。見積り時間はかかるが精度が高まります
工数
特定の作業を行うのに必要な人数と時間
工数は「人数×期間」で算出する
人件費は「工数×人月単価」で算出する
目安
プログラマー 60-80万円
SE 80-120万円
PM 100ー200万円
システム開発業界規模
市場規模
情報サービス業の売上18兆7928億円、内56%が受託開発ソフトウェア業です
上場企業は422社、非上場企業90976社となります
→受託開発業:年10.5兆円程となります(出典:リスクモンスター調査資料2022年度)
受託開発の規模は大きいですが、ゼネコン型の多重請負が特徴です
東京だけで事業者数約50%、売上げ80%を占めており大都市集約産業です
エンジニアが抑えておくべき業界構造
顧客、受託開発、自社開発、SESの関係性を確認しておきます。図をみていくと把握しやすいです
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まとめ
ポイント
システム開発種類は、基幹システム、業務支援システム、Webシステムの3つ
システム開発の見積りは、工数×人月×開発期間
エンジニアエントリー時に、業界構造を理解しているのがいい